僕はフリーランスのクリエイターです。写真を撮ります。動画も撮ります。チラシやウェブ用のグラフィックを作ったり、ブログコンテンツの作成や、ホームページの作成〜セッティングも行います。
いろんなことを行っている人間ではありますが、一つ一つのスキルがめちゃくちゃ高いとおも思っていません。必要とされる技術は会得しているとは思いますが、誇れるレベルではないものもあります。
ただ、自分が仕事にしているものは、全て自分が好きな分野ということは間違いありません。つまり自分の好きなことを、仕事には出来ています。
「好きなことを仕事にする」というと、そんなのただの理想だ！なんて思われたりもしますが、僕は自分の実体験上、それは不可能ではないし、誰もが実現できるものだと考えています。
自分が好きなことを仕事につなげたいという方は、ぜひこの記事を一度見てもらいたいと思っています。
では、早速その方法について説明します。
自分の好きなことを仕事にする為の方法は、以下の3つを成り立たせることが必要です。
- 好きなことを、素人ではないレベルまで上げる
- 誰かが求めている仕事を習得する
- 誰かが求めているもの×自分の好きなことで、オリジナルのものにする
この3つさえ押さえることができれば、好きなことを仕事にすることは出来ます。では、具体的な方法について書いていきましょう！
まず、自分の好きなことのレベルを上げましょう。この上げるレベルが重要です。決してプロレベルまで上げる必要はありません。初心者レベルから脱却する程度に向上させましょう。
もちろん、いずれはプロレベルにまで昇華することが大事です。しかし、最初は初心者レベルを脱却するレベルまでで十分。他人が「簡単には出来ない」と思うところまで技術を向上できれば、十分に仕事にすることが出来ます。
好きな仕事とは別に、誰かが必要としているものを習得しましょう。僕が提示する方法では、これが特に重要な要素となります。
誰かが求めている仕事、つまり需要がある仕事になります。需要がある仕事を習得すれば、言葉通り効率良く仕事を受けることが出来ます。
この「誰かが求めている仕事」に関しては、好きな仕事である必要はありません。ですが、できれば得意な仕事であることが求められます。得意でなくても「率先して行うことが出来る」「継続できる」ものであるようにしましょう。
そしてここが重要です。この誰かが求めている仕事は、好きなことに関連するものであるようにしましょう。なぜなら、求められている仕事を行う延長線上で、自分が好きなことを仕事にできる可能性が上がるからです。
好きなことが最初から評価されて仕事になることが一番ですが、なかなかそう上手くはいかないもの。ならば、別に貢献できることで仕事を受注し、そこで信頼を得たら好きなことを仕事につなげる、という形の方が上手くいく可能性が高いです。
そして最後に大事な要素は、求められていることに好きなことをかけ合わせて、自分だけにしか出来ない唯一無二の仕事をすることです。
一つの仕事だけスキルアップしたとしても、上には上がいます。他人との差別化が出来なければ、評価されないこともしばしばあるでしょう。
しかし、複数の仕事をかけ合わせて、自分にしか出来ない内容を提示できれば、それは自分にしか出来ない仕事になります。自分にしか出来ない仕事は、文字通り他の人にはなかなか真似出来ません。
競争相手が少ないジャンルを自分自身で作り出すことが出来るので、継続的に仕事を受注出来る可能性が高くなります。
僕自身を例にしてみます。僕はフォトグラファーとしてフリーランスの道に入りましたが、同業者と比べて突出した仕事が出来るかというと、そうではありません。
僕よりレベルの高いフォトグラファーはごまんといますし、実際そこまで仕事はもらえませんでした。
その後の僕は、フォトグラファーとしてではなく、マルチクリエイターになろうと決心し、様々な分野を習得しようと動き始めます。本やオンラインの情報をもとに、独学で習得できる技術を学び、実践を通して様々な分野を扱えるようになっていきました。
結果、マルチクリエイターとして希少性のある仕事が出来るようになり、結果好きだった撮影の仕事も行えるようになった、という訳です。
好きなことを仕事にするには、才能、努力、運、すべて揃わないと難しいかもしれません。
ただ、好きな事以外のこともすることで、好きなことを仕事にする事は出来ません。これは誰でも再現可能です。
自分の好きなこと、やりたいことを仕事にしたいのなら、ここまで書いたことを参考にしてもらい、自分なりにカスタマイズして実行してもらいたいと思います。
好きなことを仕事にしたい人を、僕は全力で応援士ています！
