僕はフリーランスのクリエタイターとして生計を立てていますが、正味、そこまで稼いでいる訳ではありません。せいぜい年収300万くらいだと思います。手取りで言えば、月20万ちょっとです。
弱小フリーランスクリエイターでございます笑
でも、その分自由な時間は多く、フリーランスの割に安定して仕事を受けることが出来ています。空いた時間を家事・育児に回したり、勉強したり、新しいビジネスの為の準備に当てることが出来るので、とても有意義です。
収入は多くはないけど、時間と気持ちに余裕のある、幸せな生き方をしているという自負はあります。この生き方を実現するには少々時間はかかりましたが、一番真似しやすい生き方じゃないかなぁと思っています。
どうやってこの「小さく稼ぐ」生き方を作ったのか。
このライフスタイルを実現する際に影響を受けた、3つの本を紹介したいと思います!
自分の仕事を作り、小さく稼いで自由に、マイペースに生きていく為に役立つ3冊の本を紹介します
この本は僕のバイブルと言っても過言ではありません。
個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーと交換するのではなく、やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身につく仕事を「ナリワイ」(生業)と呼ぶ。 これからの時代は、一人がナリワイを3個以上持っていると面白い。
伊藤洋志. ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方 . 東京書籍株式会社. Kindle 版.
この言葉から、この本は始まります。
「仕事」という苦行ではなく「ナリワイ」という名の、身近で小規模なビジネスを育てていこう、という話です。
特に共感できたのが、筆者の性格、性質です。
ガツガツ大きな仕事を取っていく「バトルタイプ(戦闘型)」にはなれなかったフリーランスライターであった伊藤さんが、自分の生きる術として複数のナリワイを作り生活をしているという事実が、自分にもぴったりだと思えたんですよね。
このナリワイという概念が、今の僕の働き方のベースになっているのは間違いありません。僕の人生を変えてくれた大切な一冊です。
ガツガツ働くタイプじゃなくても、自分で仕事を作り、楽しく働ける。そんな方法をこの本は教えてくれました。
「ナリワイをつくる」は、自分の好きな様々なコトを仕事にしていくという、柔軟な仕事の仕方について教えてくれた本でした。
この本は、複数の仕事を掛け合わせることで、オリジナルの仕事を産みだし、食べていくことができる人材になる、というサバイバル方法を教えてくれました。
僕はやりたいこと、興味があることが多い人間なので、一つのことを極めるまで追求し続けることができない人間です。
これがクリエイターとしては致命的ではないかと、落ち込んでいた時期がありました。でもある時、この本を見つけて「これだ!」と思ったんです。
ある程度一つのことでレベルを上げ、また別の分野に渡りレベルを上げ…2つ(またはそれ以上)の技術を掛け合わせてレアな仕事に発展させる。
この道しかない!むしろ自分に合っている!
と確信した瞬間でした。
今では撮影、グラフィックやイラスト制作、ウェブ制作、コンテンツ制作など、様々な仕事を行えるようになったことで、仕事の幅が広がったし、よりクライアントの役に立てるようになったと実感しています。
この本が教えてくれた価値観は、今現在では普通なものになりつつあります。それでも、当時は「1つのものを極めなきゃ」と苦しんでいた自分にとって、革命的な本でした。
一つの道だけでなく、色んな道をかけ合わせて、オリジナルの仕事が生まれる。その基礎知識を教えてくれる本です。色んなことをやってみたい、興味があるという方にもオススメ。
色々やってみたいこと、レベルを上げたいことは多かったのですが、それらにどの程度時間をかければ良いのかは分かりませんでしたし、無駄な時間をかけてしまうのが怖くて、本気で取り組めなかったことも多かったです。
新しいことを覚えるのって、不安も多いですよね…。
でも、この「たいていのことは20時間で習得できる」という本を読み、そこに対する恐怖心は薄れました。
20時間集中して習得したいものに向き合えば、それなりに基礎は習得可能、と理解できたんです。
だからと言って今自分が仕事にしている内容、全て20時間で習得できたわけではありません。
短時間である程度できるようになったものもあれば、長い年月をかけて徐々にレベルアップしていったものもあります。
それでも、ちゃんと習得したいものに向き合えば、必ずレベルアップできると信じることができました。それはこの本に出会うことができたからです。
新しいスキルを身に着けようと思っても、本当に身につくか不安…。そう思う方はこれを見ましょう。気楽に新しいスキル習得にチャレンジできますよ。
僕はフリーランスのクリエイターです。そこまで大きな収入はありませんが、その分家族でいる時間、自分の勉強の時間、新たなチャレンジを作るための時間を設けることができています。
これを実現できたのは、ここに紹介した3つの本の存在は、避けて通ることはできません。何か自分で仕事を始めて、自分のペースで人生を楽しみたい、と思っている方。是非とも、ここで紹介した本たちを読んでみてください。きっと、価値ある情報を得ることができるでしょう。