小さく稼ぐ個人事業主が、フリーランスのメリットとデメリットを赤裸々に教えます

小さく稼いで、妻娘との3人家族を楽しく支えているクリエイター・りおみのです。

僕はしばらくフリーランスクリエイターとして生計を立てていますが、よく「フリーランスってなんかいいな〜」という声も聞いたりします。

「そうでしょ〜!」と思う一方、同じくらい「いやいや、大変なのよ…」と思うことも多々あるので、ここは赤裸々に、実体験からリアルなフリーランス像をお伝えしたいと思います。

りおみの
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フリーランスは素晴らしいし、大変でもある。

当たり前ですが業種やスタイルによって、フリーランスの働き方は千差万別です。これはあくまでも僕のパターンということを念頭においてご覧ください。

フリーランスのメリット

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仕事時間、休憩時間は自分で自由に決められる

通常であれば8〜9時出勤、12〜13時頃に昼食、そこから17時まで仕事で、その後は残業…など、ある程度仕事の時間は決まっているものですよね。

フリーランスになってからは、この時間規定からは解き放たれました!基本的にはほとんどの仕事時間が自由です。

昼まで寝て、その後仕事して、夕方にはもう仕事終了、なんてことを全然可能です。

仕事も休憩も、休日でさえも自分で決定できるという自由度がフリーランスにはあります。これは羨ましいと思われるポイントかもしれないですね。

働きやすく、休みやすい時間を自由に設定出来るのは本当にありがたいところ。

仕事場所の自由。家でも仕事出来る!

僕の主な仕事場所は、自宅。自分の部屋です。

気分が乗らない時には、カフェやレストランに行って仕事をすることもあります。コロナ禍の時には、カラオケ館の一室で仕事をしていた時もありました笑

りおみの
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フリータイムで入れば1000円で数時間利用出来るのでオススメです!

大抵の方は、特定の場所、オフィスで仕事をするのが普通ですよね。

それを考えると、フリーランスの仕事場所事情は、かなり自由だと思えます…!

自宅で仕事をするメリットについては、この記事でも書いています。ぜひチェックを!

頑張れば頑張るほど稼げる。ほどほどに稼いでバランス重視もOK

やればやるだけ、上限なく稼げるのがフリーランスの良いところ。

仕事を受ければその分だけ収入に変わるので、頑張る為のモチベーションも湧きやすいですね。

反対に、自由な時間を確保するために、仕事をほどほどの量にしたり、効率よく稼ぐためのシステムを構築したりと、求める生活によって仕事のスタイルを決定することができます。

僕のスタイルは後者。仕事はある程度のラインを保ちつつ、家族との時間や、自身の勉強、スキルアップの為の時間を確保しています。

自分のやりたい形で稼いでいくことが出来る。素晴らしいですよね!

僕の仕事スタイルを確立させる為に役立った本も紹介しています。

多くのクライアントと色んな仕事を共有・体験出来る

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これが僕にとって大きなメリットであり、財産なんです。

依頼される内容はクライアントによって様々。だからこそ、クライアントごとに違った技術を活かし、違った役割で貢献しています。

別々の業界で働きつつ、その中に入らないと得られない経験や知識を積んでいけることは、普通の仕事じゃ出来ないと思います。

一つの企業に縛られないフリーランスの仕事だからこそ、この貴重な機会を得ることが出来るんですよね。

りおみの
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子供向けの教室から小売、アパレル、ゲーム業界などなど…色んな業界に関われる楽しさがあります。

好きな仕事だから精神的ストレスが少ない

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多忙になることもあるし、時には意にそぐわない仕事をしなければならないこともあります。フリーランスといえども。

ただ、それでも精神的なストレスは高くはないと感じています。それは、この仕事が好きだから。

無理やり誰かに押し付けられている、仕方なくやっている、辞めたい、なんてものではありません。

自分の意思で、好きなだけやりたいと思い、やっている仕事です。

多少の困難で嫌になることはありません。それすらもちょうど良いハードル、成長の機会だと思うことができます。

このようにメンタル面でのメリットは、かなり大きいと思いますね。

嫌なことを無理やりやらなければならないストレスとは無縁。良い心持ちで仕事に向き合うことが出来ます。

フリーランスのデメリット

ではここからは、デメリットの面をみてみましょう。必ずしも良いことだけではありません…。

自宅では全くやる気が出ず仕事が進まないことも…。

場所の自由についてメリットだと話しましたが、逆に落ち着きすぎてしまって、なかなかやる気のスイッチが入らないこともしばしば。

自分の部屋で気兼ねなく仕事が出来るのは良いポイントなのですが、仕事が捗らない時は、地獄です笑

やらなければならない仕事も、落ち着く空間にいるせいで全くやる気が出ないという…。

心地よい空間すぎるのも、あまり良くないのかもしれません。ここは日々の工夫が必要ですね。

やる気がなくても仕事が進められるシステムを作りましょう!

仕事がなければ無収入。それも自己責任。

当たり前の話ですが、仕事がなければ報酬をいただくことはできません。

頑張れば頑張るほど収入は増えますが、逆に仕事がなければないほど、収入は減ります。ゼロに近づいていきます。

僕はそれを防ぐために、複数のクライアントとは月々報酬の変わらない定額契約をしているので、ゼロにはなりにくい環境です。

しかし、もし今全ての仕事を切られてしまったら、無収入です。そこに保証はありません。

フリーランスは自由ですが、大きな自己責任をはらむスタイルです。ここはシビアに捉えなければなりません。

仕事がなければお金は稼げません。当たり前のことですが、これが大変な現実…。

保険や年金の社会保障は弱い。有給なんかもちろんなし。

会社員、今やアルバイトでも、社会保険や厚生年金に加入することができる時代です。

仕事を休んでも給与がもらえる、「有給」もありますよね。福利厚生も様々なものがあり、会社ごとにいろんな恩恵を受けることができるでしょう。

フリーランスは…ありません!残念ながら。

加入できるのは国民保険、国民年金。保険は高いし、年金の積立額も高くはありません。

自由な働き方の代償は、社会保障にも反映されてしまっているんですね…。ここはもう少し変わってくれればなぁと思いますが。

保証に関しては会社員、なんならアルバイトの方が良い場合も多々。そういうものです。

常に不安はまとわりつき、プライベートとの境目も薄い。

フリーランサーは、常に仕事のことを考えている人が多いと思います。僕もそう。

自分の仕事を自分で作っている立場なので、プライベートの境なく、いつでも仕事のことを考えてしまいます。

気が休まる時間は少なく、常にまとわりつくような、未来への不安があります。これは逃れようがありません。

ただ、僕自身はそれを受け入れています。そりゃ自分で仕事を作っているのですからね。

それに仕事は好きなので、プライベートとの境目が薄くても何ら問題はありません。

人によっては、プライベートと仕事、完全に分けたいという方もいるでしょうし、ストレスがかかり続ける状態も合わない、という方もいるでしょう。

全ては相性なので、一概に何が良いというわけではないですけどね。

仕事の事を忘れることは出来ない。それでも問題ない方はフリーランスに向いているでしょう。

合わない人もいる。それでもこの働き方は素晴らしい!

思いつくメリット、デメリットを簡単に並べてみました。いかがでしょうか。

これをみて「なんだか大変そう…」と意気消沈してしまったのなら、その方は副業として少しずつ始めてみるのが良いかもしれません。副業であれば過度のストレスもかけずに、マイペースで仕事を楽しみ、収入も得られるかもしれません。

逆に「やってみたい!楽しそう!」と思えた方は、ぜひ自分の仕事を作って、仲間になって欲しいですね!

フリーランスという仕事はまだまだ日本全体からしたらマイナーで小粒な業態ですが、今後もっともっと増えて来るだろうなと思います。多様な働き方の時代ですから。

きっと、もっともっとフリーランスの仕事環境、社会保障も充実してくると思います。

チャレンジしてみたい方は是非一緒に頑張りましょう!

りおみの
りおみの

色々あるけど、フリーランスのクリエイターは楽しいよ!

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